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猛暑にストーブ整備 [DIY]

 ストーブとは、キャンプ等で使用するガソリンストーブです。
 最近は、子供も大きくなって部活だ受験だ反抗期だってこともあって、しばらくキャンプにも行けていません。出かけないとストレスがたまるー。
 そこで、せめてストーブでもいじって、と思って出してきてみたら、ポンピングしても圧がかからない。それじゃ整備しちゃえ。暑いけれど、ストーブ整備です。

 今回はこの2台。
 Coleman PEAK1 MODEL 550A(上)と同じくColeman PEAK1 MODEL 442(下)。いずれも脚を畳んだ写真です。
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 Coleman PEAK1 MODEL 550Aは自分で初めて買ったストーブです。バイクでのキャンプを考えて、Multi Fuelでバイクのガソリンも使える、これを買いました。550Aが軽くて収まりの良い形なのでバイクでのパッキングに好都合、愛用してました。ネットの情報で550Aは、調整機能が無いものがあるなどがありましたが、私の550Aはケース無しで、脚調整機能がついています。本体裏面を見るとカナダ製1988年もののようです。24年も経っているのですね、自分も年取るわけです。
 Coleman PEAK1 MODEL 442はその数年後に買ったものです。こちらもUnleadedで無鉛ガソリンも使えるものです。車で行く時の2台目です。
 移動手段の燃料がいざという時に使えるのは何かとこころ強いです。バイクのツーリングでキャンプの時には給油のためのシリコンチューブ(そのころ北海道だと本当に必要と思った)も持ち歩いていました。
 ご覧のように、いずれもバーナー部が錆等があるのでここの清掃と圧がかからないポンプの補修を行います。

 まず、442から。
 火力調節レバーの反対側にあるジェネレータを押さえているアルミ板をネジ2つを外して取ります。
 次に、火力調節レバーの六角ナットをまわして外します。
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 ここが注意のジェネレータ外しポイントです。中にワイヤーがかかっているので、ワイヤーを外しつつ、嵌っているジェネレータ本体を取り外します。これで、五徳も外れます。
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 あとは本体天辺のネジを外せば、バラバラになりますので、それぞれブラシで掃除です。
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 続いて、問題のポンプ。穴にかかっているピンをプライヤーで片方づつ外して、ポンプカップを確認。
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 ゴム製のポンプカップは今でも柔軟性があり切れてもいませんでした。リュブリカントの注油で大丈夫そうです。注油して再び組み立てます。

 続いて、550A。
 こちらは先にポンプの確認。やり方は、442と同じです。
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 こちらのポンプカップも20年以上経ってますが柔軟性があり切れてもいませんでした。ポンプカップの交換はせずにリュブリカントの注油だけにしました。
 バーナー部の掃除は、天辺のネジを外して、五徳を取っただけの清掃にしました。夕方になってきたので....。
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 さて、清掃して組み戻します。それぞれ2台ともポンピングで圧がかかるようになりました。着火したところ、白ガスを少ししか入れなかったので多少安定してませんが、一応火力調整もきいてましたので、今回はここまでとしました。
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 これで所期の目的は達成です。四半世紀近くたっても使える道具はすばらしいですね。こういうものは無くなってはいけない気がします。整備も楽しいけれども、やはりキャンプしたいなあ〜、温泉付きで。しばらく無理か...
 これらは、キャンプ以外でも災害時は活躍するかもしれません。関東はいつ大地震が来てもおかしくないので、そのためにもすこしづつキャンプ用品は確認と整備をしようと思ってます。
 暑い夏ですが、ストーブの整備でした。

レンガで花壇を造る! コンクリートで固めない方法 [DIY]

 今日は天気がはっきりしないので、数年前のことになりますが、庭に花壇を造った方法をご紹介します。

 それまで芝生の庭と花壇を仕切っていたのは、コンクリート製の模造レンガの集合体のようなもの並べて置いて土を盛って造っていましたが、素材模造レンガが脆く割れてきました。これではいずれ崩壊と思い、作り直しを実施、今回はその方法の紹介です。
 花壇は、コンクリートで固めてしまうと後からレイアウトを変更したいときに出来ないのも困る、と思ったので、今回は固めずに造る方法です。

 まず、元の状態です。コンクリート製模造レンガで造ったら2年でこうなりました。とにかく安かったので....。確かに良く見ると、粗悪なコンクリートを型に流し込んで造ったような感じでした。水がしみて冬に凍ったのか、一年でひび割れして、二年で剥がれて、三年で崩れてきました。
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 ということで、もう少しまじめにレンガを調達。出来上がったときのアクセントに色は2種類。
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 さて、肝心の工法です。今回は上のような縦に穴の空いたレンガを互い違いに重ね、塩ビのパイプをそのレンガに通して地面に打ち込むことで固定するという方法です。
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 これであればコンクリートで固めずとも、3段ぐらいのレンガまでなら塩ビパイプで土を支えられると考えました。上の図ではパイプ1本ですが、各レンガ1個に付きパイプ2本を打ち込みます。
 基本的な構造はこれですが、このままではレンガの隙間から土が漏れてきますので、草よけシートをレンガと盛り土の間に入れます。
このシートはメッシュである程度の水は通すのでこれを選びました。
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 シートはレンガの高さの幅に切って、こんな感じでレンガと土の間に仕切りとして張り巡らします。
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 レンガを積む部分を平にして、レンガを積んで、パイプをレンガをはみ出さないくらいに打ち込んで、シートを入れて、そうしてレンガの穴に鹿沼土を詰め込むとこんな感じになります。
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 出来上がりはこのようになりました。
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 端やコーナでレンガ一つ分では長さが合わないところは、レンガをレンガタガネで割って合わせます。うまく割れないこともありますが、いくつか割れば使えるのが出来ます。失敗したと思ったものでも、以外と合う部分があったりします。それもまた、楽しいですが....
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 こんなふうに花壇を造りましたが、5年経ったは下のように落ち着いた色合いになりました。芝も花壇もボウボウでお恥ずかしい。
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 特に手入れはしていないのですが、レンガの穴の鹿沼土はだんだん崩れていくので、気になれば補充が必要です。
 我ながら良い出来だと思ってます。
 だた、難点を一つ。レンガに乗ると外れることがあります。我が家のも出来た当初は子供たちが遊んで乗って崩してました。またはめて直せるので良いのですが、お子さんが乗っても外れるので、そこだけは注意です。
 


やっとのブロック塀の色塗り...いまいちだけど頑張りました。 [DIY]

 長年放置していた駐車場片側の背の低いブロック塀をついに塗りました。
 しかし、出来はいまいち。なんとも恥ずかしい出来上がり。数年後にはきっと塗り替える!と。そもそも、駐車場のブロックの片側を塗ってから、何年も放置してきたのが、自分でも思いますが良くないです。結構手間がかかることもあって、曜日の天気具合と気が乗るのがマッチしないと億劫で、が言い訳ですね。やり始めると楽しいのですが。

 さて、コンプリートブロックの今回の塗装工程は
 
 ・土その他を排除する
 ・ブロック表面を洗う ブラシ、水洗浄
 ・乾燥
 ・プライマリーを塗装 ローラ塗り
 ・乾燥
 ・砂骨材入り塗料を塗装 コテ塗り
 ・乾燥
 ・アクリル塗料を塗装 ローラ塗り
 ・乾燥
 
 塗料はアクリル系の砂骨材入り塗料の前回使ったものの残りを再使用。使えるのかどうかも怪しいところでしたが、缶を開けたら使えそうでした。
 前回との違いは、この砂骨材塗料でデザインを行った後にアクリル系の同系色の塗料で再塗装してみました。古い塗料がヘタッタせいが、試しにレンガに塗ったところ、表面に細かな凹凸があって非常に荒くなったので、穴埋めして適度な滑らかさを得て、耐久性も上がるかな、という狙いです。

  実際には、この前にブロック塀の継ぎ目の目地をモルタルで平らになるように埋めてます。

 塗装関係で二日三日は欲しいところ。今回は梅雨の隙間を狙って、先週から実施。
施行前はこんな感じ。マスキングテープで塗装しないところを保護してます。
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施行後はこんな感じ。雨よけにポリエチレンシートの付いた布テープ、布コロナマスカー550mmx25mを使いました。これは安いし優れものです。
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 ご覧のように、境目の処理が甘いでしょう? 素人ではこんなものでしょう、と、自己満足。
 (ブロック上のレンガ詰みもどこかで紹介しようと思います。)
 
 こういう塗り作業は、やり始めると、他の雑念がなくなるような、そんな感じで集中できるし、うまく行ったところは楽しいしうれしいし、しくじったところもそれはそれで反省して次のコテで挽回して、と思えるのです。所さんではないけれど、自分でできる面倒が楽しい!ってことですね。
 梅雨模様になって来たので、塗り終わってから土を戻して何かを植えるまでには進んでいません。次の晴れ間で、照明を含めて、なんとかしたいです。

 前回の塗装はこんな感じでした。我ながら見栄えがいいと思います。本当に長い間放っておいたのを思わされます。
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 次は、これを塗り直すときでしょうね。


グリーンカーテン その2 2012編 [DIY]

IMG_4121.jpg 今回は、昨年の問題を解決するべく行った、グリーンカーテン2012編です。
2011年は、とてもよく茂ったので良かったのですが、植物の重さでネットがたわみ、部屋にいると圧迫感が生じてしまいました(下左図)。そこで今年は、植物でネットがたわまないように何かで支えるということにしました。下右図。
green_net2011.png →green_net2012.png
 

 こんなふうにすることで、植物が茂って重くなっても、居間側にネットが寄ってこないようにしました。
 支持構造に使用したのは、第一ビニール工業(株)の菜園アーチパイプ(肩幅800mm)と菜園ジョイントパイプ(長さ2100mm)です。これで上の図の支持の部分を造りました。写真は2組ですが、実際は3組(左右と真ん中)使用しています。このパイプははめ込み構造になっていてねじ込むことで固定できるので便利、かつ、お手頃な値段でした。近くのホームセンターで購入です。
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この他に横の支えとして、太さ16mm長さ2100mmなど、使用しています。ちょうど手頃なセット品はないので、実際に組み合わせながら構成しました。
各支柱同士の固定には結束バンド(今回は緑色)を使いました。こんなときは重宝します。
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こんな感じで出来上がりました。下の写真はまだ途中で、この他に、逆U字の頂点部と庭側の立ち上がりの途中を横にパイプで相互に接続して結束バンドで固定しています。
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 実はこの後に、家族から「自転車置けるんじゃない?」とのリクエスト。確かにある意味空間ができたので、雨よけがあれば1台は入れられなくはない...ということで、その部分の紹介はまた別にします。

 さて、グリーンカーテンのメイン、今年ガンバってもらう植物たちです。昨年からメンバーは大幅入れ替えです。
ドイツ朝顔のジャーマンピンクほかにジャーマンブルーも植えました。青ばかりだとつまらないので、昨年の西洋朝顔、琉球朝顔から入れ替えてみました。
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こちらは、キワーノ。ゴーヤはどうしても食べきれないので、その入れ替えです。買ってから調べると、ネット情報では虫がつくとか、おいしくないとか...。まあ、できがどうなるかはわかりませんが、日よけにだけはなってほしい。
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こちらはホップ。あのビールのホップらしいのですが、売っていたので買ってみました。大きくなるのだろうか...
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続いて、四角豆。これも、物珍しさからです。食べられるようです。
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この他は、昨年と同じ、インゲン豆、普通の朝顔の予定です。もしかすると、千成ヒョウタンは追加するかもしれません。
今年の我が家のグリーンカーテンはこれらの多種混合でがんばってもらいます。
インゲン豆は別として、食べることはこだわっていないので、花が時々咲いて、日よけができる植物があれば良いのですけどね。


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グリーンカーテン その1 [DIY]

 今年も電力不足?かも知れない上、多少はエコに配慮して、グリーンカーテンを開始しました。
 今年の構成は、昨年度のグリーンカーテンの問題点を改善が焦点だったので、説明の都合上、その1では昨年の設置作業を紹介します。

 グリーンカーテンの設置場所は1階の居間の前です。2階建てなので、ネットは2階のベランダから下にたらして庭に直接固定するのが、大雑把な方針です。
 グリーンカーテンの植物は、埼玉の暑い夏にプランターでは心もとない(水やり忘れなど...)ので、それよりはがんばれそうな庭へ直に植えることとしました。
 さて、グリーンカーテンの植物をどう庭に植えるかです、居間から外は、サッシ、縁側、タイル状の敷石、芝生となっていて、植物を植える花壇はありません。
 なので、敷石の外側の芝生を削ることにしました。
 
 下のような「芝生の根止め」を使います。
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 これを使って、芝生にグリーンカーテンの植物を植える領域との仕切りを造ります。
 左下のように、根止めを領域の端から、深さ半分ぐらいに叩き込みながら繋げていきます。一度に深くまで叩き込むと、根止めを繋げるのが結構大変なので、2段階に分けて行いました。一応、水糸のガイドを設けました。一列、叩き込めると、右のように芝生を仕切れます。叩き込みのハンマーは、これだけに買うのもなんなので、レンガで代用です。ただ、直接レンガで叩くと割れたり変形したりするので、板の切れ端を当て板にしてその上から叩きました。
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 仕切りの内側の芝生を端から剥がしていきます。芝生ロールができます。子供が面白がってメリメリ剥がしてくれます。

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 ネットの地面への固定は、左下のペグ(アンカー)を打ち込んでワイヤーで固定しました。ネットを張ると下のようになります。雑然としていますが....
 上はネットをベランダの枠にPEロープで結び付けです。できるだけ左右に張るようにして真ん中が下がらないようにしてます。

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 剥がしたところに、肥料を入れて、昨年は、ゴーヤの苗(下左)と、直播きで千成ひょうたん(下右)、西洋アサガオのオーシャンブルーと、日本の朝顔も植えました。ほかにインゲン豆も...。我が家ではゴーヤは人気がなく食べきれませんので、できるだけ小さいものを植えました。それでも、もったいないですが、ほとんど摘果しました。

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 こんな感じで、グリーンカーテンを造りました。
 出来上がりはこんな感じです。写真は8月中頃です。
 それはまあ、4種混合で強力に茂りました。インゲン豆は終わりが多少早く、早く黄色になります。

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 茂ったのはいいのですが、問題点も有りです。
 下の写真は脇から家とネットの間を撮影したものです。植物の重さでネットが垂直方向に下がってきて、窓との間が想像以上に狭く、閉塞感が出てしまいました。

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 今年はこの問題に対処すべく、改善案で実施してます。
 この続きは、グリーンカーテン その2 でご紹介します。


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